犬の散歩やさん WANPO 様にSnuggle Up Care(スナグルアップケア)を導入いただきました

新たな付加価値をお客様に提供していくための手段としてSnuggle Up Care(スナグルアップケア)を高くご評価いただき、犬の散歩やさん WANPO様に導入いただきました。

活用シーンを検討の上、お客様への提供を進めるという方針に合わせて、継続して付加価値となる活用方法や集客促進のためご支援に尽力いたします。

犬の散歩やさん WANPO 様

JR田端駅から徒歩五分。商店や事務所が並ぶ田端高台通り沿いに、緑色のひさしと間口の広い窓でお店を構えています。

初めて訪問した際、店内に入ると、ただガラーンとした空間が広がっているため面食らいました。ですがここはトレーニングの場所。広いスペースがあるのは当然です。

警察犬訓練士による犬のしつけ・訓練を提供して15年。扱った犬の数3,000頭を超える実績のほんの一部として、店内の壁にはびっしりと、しつけを終えたお客様ワンコの写真が貼られています。

人の指示に従うことで犬は安心を得るという関係を築く

WANPO様のしつけに対する姿勢は、そのような印象を受けます。

犬の問題行動の多くは、不安や警戒、恐怖といった、犬の不安定な精神状態から発生すると言われています。

それに対して、人の指示を犬に定着させると、犬は指示を待ち、指示に従うことで周囲の変化を気にする必要がなくなり、リラックスすることができる。

そのためには、叱ることと褒めることの両方を犬に与えて、しつけていくというスタンス。

代表の田中様の「人の子供がしつけをされなければいい子に育たないのと同じく、犬にもしつけが必要」という言葉を繰り返しおっしゃっていたことが、15年間積み上げてきた実績を物語っていました。

※犬をしつけることの意義を力説する犬の散歩やさん WANPOの田中代表。

敢えて挑む
人のしつけトレーニング「飼主塾」

犬を預かり、しつけを正しく定着させて送り出す。それを3,000頭以上に実施してきたWANPO様ですが、送り出した後の犬の安定した精神状態の継続性を考えたときに疑問が残っていたとのこと。

指示を受けることで安心を得ていた犬が、飼主様の元で正しく指示を受けられなくなってしまったらどうなるか。

また不安になり、問題行動を起こすようになった時犬と飼主様の信頼関係はどうなるのか。

その疑問への答えとして、飼主様に正しい知識と正しい行動を身につけてほしいという思いから生まれたのが「飼主塾」です。

※犬の健康を正しくチェックするためには、犬の体を隅々まで触って確認する必要がある。犬が飼主に、どの様な姿勢でどの様な触られ方をしてもリラックスできる関係構築の重要性を丁寧に実践して説明するトレーナーの川島さんも元警察犬訓練士。

この飼主塾が広まって、正しくしつけられる飼主が増えていくと、現在の主力サービスである犬のしつけを任せたいという需要が減っていくのではないかという疑問を投げかけてみたところ、田中代表からは「全く問題ない。それどころか早く広めないと犬を飼うことが今後難しくなる」という驚きの回答が返ってきました。

※飼主塾無料体験会での口腔ケアトレーニング体験。犬の健康を大きく左右する口腔ケア。定期的なプロによるケアも必要だが、継続して毎日歯磨きをすることが健康な歯の維持に大切なのは人間も犬も同じ。

「今、我々のようなプロフェッショナルトレーナーがケアしないと問題解決できない犬は沢山いる。一方で犬の問題行動に対する周囲の目は、どんどん厳しくなってきている。もし何らか事故が起これば犬は殺処分という最後になってしまうし、事故でなくても、例えばパブリックスペースの糞尿被害がなくならなければ、パブリックな場所で、犬と共生できる場所が無くなっていってしまう。そうならないためには、まずプロが犬を正常な状態に戻して、飼主様がそれを維持するという継続的なケアが重要で、双方の必要性は無くならないし、これはやらなければいけないことだと考えている。」

という田中代表が魂を込めて始めたのが飼主塾です。

飼主塾の面白いところは、一般飼主様向けの「ビギナーコース」だけでなく、プロの方、プロを目指す方向けの「プロフェッショナルコース」を設けているところです。

なぜプロフェッショナルコースを設けているのか伺ったところ、同じ考えと技術を持つプロフェッショナルトレーナーを増やしネットワークを作って、全国で飼主様のトレーニングを提供していきたいという考えから、このコースを設けているとのこと。

「犬の幸せ」、「犬と暮らすことの幸せ」のために何ができるか、全ての犬好きが行動していきたいですね。

犬の散歩やさん WANPO様 HP
http://www.wanpo-co.com/index.html
飼主塾ページ
http://kainushijuku.com/